外に広がるポケットが便利な帆布のトートバッグです。使った布は、「NUNO TO MONO」シリーズの9.5号帆布。9.5号帆布は、11号帆布と8号帆布のあいだの厚さで、芯地を貼らずに1枚仕立てで自立するのが特徴です。色は生成りのほか、グレーやカーキ、ネイビーなど全7色。同じ9.5号帆布を使いながら、底と持ち手の色を変えるなど、色合わせが楽しめます。
使用した布:(本体・ポケット)YK-530 1A (底布・持ち手)YK-530 1G
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2020.11現在)
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材料:
□生地(本体・ポケット):100cm×50㎝
(底布・持ち手):60cm×80cm
サイズ:縦23cm 横(口側)32㎝ (底)22㎝ まち幅10㎝
帆布のカーペンタートートバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
発売を楽しみにしていたkokkaさんの帆布。9.5号という珍しい厚みでとてもしっかりしています!1枚仕立ててでも自立するバッグになるので、機能性抜群のカーペンタートートを作りました!柔らかさもあるので縫いやすく、風合いも素敵です。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
たくさん入るのに大きすぎない、広がるポケットが可愛い形です。底と持ち手の色を変えてツートンに。この9.5号帆布はカラーが豊富なので、色合わせを楽しめるのが嬉しいです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
厚みのある部分ができますので、段差が大きいところは厚紙などを押さえの下に挟み、できるだけ押さえが斜めにならないようにして、ゆっくり縫います。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
シンプルでとても使いやすそうです。きれいめカジュアルなファッションにぴったり。おしゃれなインテリアにもなじみそうです。
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!帆布のカーペンタートートバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
帆布のカーペンタートートバッグの作り方
1.
持ち手を作ります。2枚を中表に合わせ、長辺片側を1cmの幅で縫います。
3.
外表で半分に折り、長辺両端から約2mmのところをステッチします。このとき、でき上がりのステッチが二重にならないように本体に縫いつける部分(各先端から20cm)は縫い残しておきます。※同様に2本作ります。
4.
ポケット口を三つ折りし、ステッチします。本体とポケットに合印をつけます。
7.
本体前後とも同様に作り、底布を縫い合わせます。本体と底布を中表に合わせて縫い、ロックミシンまたはジグザグミシンで端処理します。縫い代は底側に倒します。
8.
両端もロックミシンまたはジグザグミシンで端処理し、中表で半分に折って縫い合わせます。段差の大きいところは厚紙などを使って、押さえをできるだけ平行にして縫うときれいです。
10.
本体口側を三つ折りし、表側からステッチして完成です。
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