持ち手と本体が一体になったユニークなフォルムのデイリーバッグです。目の覚めるようなイエローとブルーのコンビがきれいな布は、イラストレーター、紙野夏紀さんによるテキスタイルブランド、Törten(テルテン)の新柄、PEAFOUL。美しい色目に合わせて、イエローのストライプ地とブルーのドット地を合わせました。
使用した布:(表布)Törten JG49510-1A
材料:
□生地(表布):70cm×50cm
(裏布):70cm×50cm
(持ち手中央布):10cm×10cm
□ボタン:1.6cm角を1個
二重丸のバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
白地に水色と黄色の明るい柄に惹かれました。よく見るとクジャクのような大きな鳥が描かれていてオシャレ!
柄から色をとって、水色地のランダムドットと黄色の太いストライプを合わせました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
まず、パーツが少ないことです。一枚型紙を作ったらどんどん量産できちゃうようなシンプルさを目指しました。
カーブも緩やかなので、苦手感のある方にも安心して作っていただけると思います。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
カーブ部分はゆっくり縫うことと、縫い代に切込みを入れることできれいに仕上がります。
仕上げはボタンホールになっていますが、ループをつけてボタン留めにしても良いですし、
リボンを挟み込んでおいて、ちょうちょ結びでも。
もちろん、留めないでもOK!
苦手な部分や手間を省いて、よりシンプルにハンドメイドを楽しんください。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
小ぶりなので、お散歩バッグや、バッグインバッグに。
荷物の多いお出かけのとき、ICカードケースやスマホだけ入れて腕にかけておくと
改札や降車時にバタバタしなくて良いですよ♪
これから寒くなってファッションも暗い色になりがちです。
気持ちも明るくなるような色合いのこのバッグを差し色に、ファッションを楽しんでくださいね。
KF:杉野さん、どうもありがとうございました!二重丸のバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
二重丸のバッグの作り方
2.
表布と裏布を中表に合わせて口側を縫い、カーブの縫い代に切り込みを入れる。
3.
縫い合わせた2組を、表布どうし、裏布どうし中表に合わせて外周を縫う。裏布は底辺に返し口を残す。
コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。