バッグの前と後ろの側面にポケットがついた便利なバッグです。使った布は「POWER GIO」シリーズ。ランダムな幾何学模様なので、布の天地を気にせずに縫えます。コットン100%のシーチングは縫いやすく、ソーイングビギナーの方にもおすすめです。
使用した布:(本体裏布・ポケット・持ち手裏布・フラップ)YKA-21050-2A
材料:
- 生地(本体裏布・ポケット・持ち手裏布・フラップ):90㎝×70㎝
- 生地(本体表布・持ち手表布):40㎝×50㎝
- ファスナー:幅2.4㎝、長さ20㎝を1本
- プラスナップ:直径1.3㎝を1組
サイズ:縦20㎝ 横(口側)32㎝ (底)24㎝ まち幅8㎝
両面ポケットバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
軽やかな色の重なりが可愛く、ジオメトリック柄といっても優しい雰囲気です。柄の3色の中からピックアップした水色の9.5号帆布を合わせて、しっかりめのバッグにしました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
どの面からみても、優しい色柄が見えるように、大きなポケット、フラップ、ハンドル、内側にも、この柄を使いました。前後面の大きなポケットは出し入れしやすく、それと一体化したファスナーポケットは大事なものを入れておけるので安心です。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ポケット底辺を本体の帆布に縫いつけるとき、ポケット生地がよれてしまわないように、しっかりと両手で押さえるようにしつつ縫い進めるとズレにくいです。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
これからの季節にぴったりの軽やかで可愛い色合わせなので、明るい無地のワンピースに合わせて持つと素敵ですね。白Tシャツにワイドパンツと合わせてもカッコ良さそう!
KF:杉野さん、どうもありがとうございました!両面ポケットバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
両面ポケットバッグの作り方
1.
ポケット表布とファスナーを中表で合わせ仮留めしてから、ポケット裏布も中表で合わせて縫います。
2.
1を開いて、ポケット裏布を折り上げてファスナーのもう一方と合わせて仮留めし、ポケット上布も中表で合わせて縫います。
3.
ポケット上布を開いて、ポケット裏布と中表で合わせて返し口を縫います。
4.
縫い代角を切り落として表に返し、上下辺を縫います(ポケット口になる辺)。
7.
6を中表で半分に折り、両脇辺を縫って、縫い代を割ります。
8.
マチを8cmとって縫い、余分をカットしてジグザグミシンをかけます。
11.
持ち手裏布の裏に、持ち手表布を置き、5ミリで三つ折りして縫いとめます。
12.
フラップ布を突き合わせで折って半分に折り、縫い押さえます。
13.
口辺をそれぞれ1cm裏へ折り、持ち手、フラップを挟んでぐるりと縫います。
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