ダブルガーゼのやわらかさを活かした巾着バッグです。使った布は「MUDDY WORK」のドーナツ柄。ほんわか、ゆるいタッチで描かれたドーナツは、ランダムに並んだドットのようにも、お花のようにも見えます。洗うほどにやわらかくなるダブルガーゼは、ベビーアイテムやハンカチ、パジャマや枕カバーなど、素肌に触れるアイテムにもおすすめです。
使用した布：（本体表布・肩ひも・ひも) EKX-129-1A
＊こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2021.11現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料：
□生地（本体表布・肩ひも・ひも）：70cm×１ｍ
（本体裏布・口布）：90cm×80㎝
サイズ：縦34㎝ 横40cm
やわらか巾着バッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF （コッカファブリック：以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
見た目の印象も手触りもやわらかで、持っていて心地よいです！その心地よさを活かして、抱えていて気持ちよいようなバッグを作ろうと思いデザインしました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は？
Wガーゼのやわらかな印象を活かしつつ、バッグとして成り立つしっかりさを出すために、内布と口布にはオックス地を使用しました。そして本体はもちろん、持ち手や巾着ひもにもWガーゼを使うことでほんわかとした優しい雰囲気を出しました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
シンプルにまっすぐ縫うだけの作り方ですので、初心者の方も安心してチャレンジしていただけると思います。口布を折り下げて縫うところ（ひも通し部分になるところ）は、最初にぐるりと縫った縫い線に折り下げた山を合わせて縫うと、裏側でも針が落ちずに、きれいに仕上がりますよ。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします！
淡いグレーや白っぽい色の服と合わせて、明るめのワントーンコーデも素敵ですし、真っ黒に合わせてポイントとして使ってもよいですね。口ひものガーゼ部分をロープに変えるとまた雰囲気が変わって楽しめます。
KF:杉野さん、どうもありがとうございました！やわらか巾着バッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート（PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
やわらか巾着バッグの作り方
下準備
寸法どおり布を裁ちます。
1.
表布、裏布を中表で合わせて短辺を1cmで縫い合わせて、縫い代を割ります。
2.
縫った辺どうしが合うように折り、脇辺を縫います。裏布に返し口を残します。
3.
返し口から表に返し、返し口を閉じます。
4.
裏袋を表袋の中に入れます。
5.
肩ひもを四つ折りにして両脇を縫います。
6.
本体内側の両脇中央に肩ひもの中央を合わせて仮止めします。
7.
口布の両端を三つ折りにして縫います。
8.
本体内側の前中央に口布の両端がくるように中表で合わせ、１周縫います。
9.
口布を折り上げ、上辺を1cm裏側へ折ってから、半分に折り下げて縫います。
10.
ひも布の全辺を1cm折ってから、半分に折り、四角く縫います。
11.
口辺に10のひもを通して、両端を１回結びます。
◎PDFでもダウンロードできます
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