色とりどりの花が布いっぱいに広がった華やかなプリント地、カラフルブーケで作ったガーデンエプロンです。作ってくれたのは、センス抜群の作品で人気のAnriさん。初夏の太陽を浴びながら、ガーデニングが楽しくなりそう!
使用した布: リアルフラワー P29300-300 (B)
材料:
□⽣地:110cm 幅×80cm
□接着芯:110cm×10cm
□接着テープ:幅1cm を50cm
□綾織り綿テープ:幅3cm を1.5m
ガーデンエプロンについて、Anriさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
程よい厚みのオックスで、雑貨でも服でも使いやすいと思います。リアルなお花柄!はじめはポケットだけか、あるいはポケットは別布で、など考えておりましたが、鮮やかな色遣いがきれいだったので、思い切り大胆に全面で使いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
どこかに別布を入れてカジュアルダウンさせようかと考えましたが、外国風に、布の耳をそのまま活かすことにしました。後ろから見たときに、地の生成り色のラインがアクセントになります。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
大きくハッキリした柄ですが、リピート幅は短めで目立たないので柄合わせしなくてもいいと思いました。ただ大柄なぶん、糸選びは大事かと思います。このエプロンもコバステッチが多く、糸と違う色の柄部分で曲がると目立ちます。
KF:実際に着こなすにあたり工夫した点や、素敵なコーデを教えてください!
植物の世話をするときに私が欲しいと常々思っていた、ハサミを引っ掛けられるループをつけました。これはペンを引っ掛けるのに使ってもいいですし、用途次第で、使いやすい場所にアレンジしたら便利だと思います。
KF:Anriさん、どうもありがとうございました!ガーデンエプロンの作り方プロセスもAnriさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ガーデンエプロンの作り方
1.
エプロンは洗濯を頻繁にするので、プリーツはミシンで押えます。そのため、最後に縫うことの多い裾は、ここでは一番最初に縫います。
2.
ポケットを作っています。ポケット口を縫うとき、縫代だけでなく、端までステッチをかけると、表から見た時に、ポケットを縫付けたステッチとつながります。
3.
ループをつけています。少々ミシンがかけにくいですが、このようにまずループの端を止めてしまうと、出来上がりもきれいで、使うときにも引っかかりません。
4.
ベルトを本体に縫いつけたところです。一気につけてしまってもいいですが、私の場合、まず本体の裏とベルトの表を中で合わせ、縫代を折ったアイロンの線の気持ち内側にミシンをかけます。そしてベルトを表に返し、出来上がりのようにまち針でとめて、今度はベルトの表からステッチをかけます。パイピングも同様ですが、このようにすると、裏がはずれることがありません。
5.
完成です。プリーツがあるので、本体が長方形でも自然に広がり、動きやすいです。
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