子どもも大人も大好きなおやつ。そんなおやつの時間がもっと楽しくなるような、さまざまな”おやつ”が可愛い生地になりました。その名も「OYATSU」。とびきりスイートなガーリーエプロンになった生地はCookie can。お料理教室やパーティーで気分がぐんと上がりそうな勝負エプロンになりそう!
ガーリーエプロンについて、あんりこさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
綿麻素材ですが、よくあるキャンバスではなくプリペラという、織りがザクザクした風合いは表情があり、身につける雑貨にも素敵だと思いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
モチーフはタイトルのCookie Canそのものでとっても可愛いくて、そこを強調しちゃおうと、甘い甘いエプロンにしてみました。でも色合いがシックなので、大人可愛くなりましたね。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
スカートの各所、胸当ての脇、生地の織りの特性も相まってとても伸びやすいので、縫いながら伸ばさないように気を付けてください。そして端の始末は包み込む箇所が多いので、面倒でもアイロンを丁寧にすると仕上がりがぐっときれいになります。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
これだけ主張の強いエプロンですから、意外と何を着ていても大丈夫でした(笑)。お料理教室やホームパーティー、ちょっと可愛いエプロンをしたい時…バッチリです。
KF:あんりこさん、どうもありがとうございました!ガーリーエプロンの作り方プロセスもあんりこさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ガーリーエプロンの作り方
1.
下準備です。斜めに切る箇所が多く、特にスカートの裾は何よりも先に、ジグザグミシンをかけてほつれ止めをしてください。そして、アイロンの必要箇所はまとめてかけてしまって、効率UPです。
2.
胸当ての脇はパイピングですが、裏から縫ってかぶせてしまえば、苦手な方でも表にはひびきません。リボンの先端も、この時点で中表で閉じてしまいます。
3.
胸当てにウエストリボンがついて、スカートを取り付ける所です。スカートをつけ始めたら一気に仕上げてしまうので、アイロンでしっかり折り目をつけておきます。
4.
分量の多いフレアは、縫代が多ければ多いほど難しいので、無理せず、ジグザク+1cmの二つ折りで仕上げる仕様にしていますが、三つ折りでも、あるいは断ち切り、巻ロック、方法は様々です。ただ、なるべく軽い仕上げの方が、フレアは綺麗に出ます。
5.
完成です。首にかかるリボンは、ホルターネックにしていただいても可愛いと思います。
コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。