大ベストセラー絵本「くれよんのくろくん」の乗り物柄を使ったレッスンバッグです。作ってくれたのは、ハンドメイド作家の田巻由衣さん。1枚にいろいろなイラストが入っている柄を生かして、前、後ろ、内側、ポケットと、それぞれ違ったイラストが見えるように工夫してくれました!
使用した布: くれよんのくろくん JG47000-1
材料:
□生地(側面A・ポケット):110cm×100cm
(側面B):100cm×40cm
□テープ:3cm幅を80cm
「くろくんのレッスンバッグ」について、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
絵本を眺めているような楽しい柄なので、入園入学のお子様も喜びそうです。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
たくさんの柄を楽しめるように、前、後、内側、ポケット、と すべて違う絵の部分を使いました。持ち手の端も中に隠し、絵柄がめいっぱい見える作りです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
直線なので簡単です。返し口をきれいにまつれば、リバーシブルで使えます。丈夫で長く使えるように、中に隠した持ち手の端も、表からしっかりステッチをかけておきましょう。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
幼稚園や学校の指定サイズは30×40cmのところもありますが、お道具箱が入らない場合もあるようですので、こちらの仕上がりサイズは少し大きめの35×45cmにしました。たくさん入って便利に使えると思います。
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!「くろくんのレッスンバッグ」の作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
「くろくんのレッスンバッグ」の作り方
2.
半分に折ったポケットの布を、返し口を残し一周縫います。
3.
表に返したポケット布をアイロンで整え、裏布に縫いつけます。
4.
本体内側を作ります。裏布どうしを中表に合わせ、入れ口と返し口を残して縫い合わせます。
5.
持ち手を仮止めします。3cm布からはみ出すようにして、中心から6cmの位置に持ち手を仮縫いします。
6.
本体外側を作ります。表布どうしを中表に合わせ、入れ口以外の辺を縫い合わせます。
7.
本体外側と内側を中表に合わせ、入れ口側を一周縫い合わせ、裏布の返し口から表に返します。返し口をコの字閉じし、形を整えます
8.
写真のように持ち手部分の補強をしながら、一周ステッチして完成です。
コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。