小さな幾何模様を組み合わせたパッチワーク柄を、模様ごとに切り取って作った小さなかごバッグです。少しずつ大きさが異なる模様のサイズをそのまま活かして5つのバッグができました。製作してくれたのは『komihinataさんの小さなハンドメイド』などの著書でおなじみのkomihinataこと、杉野未央子さんです。
使用した布:ケルタイネンポッロ P27200-201 (B)
材料:
□⽣地(表布・持ち⼿〔B のみ〕):55cm×60cm
(裏布):40cm×30cm
□合成⽪⾰テープ:幅1cm を40cm
□ボタン(A):直径1.2cm と直径0.8cm を各1個
(C):直径0.7cm を2個
ミニチュアかごバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
明るくて印象的な柄ばかり!どの部分もかわいくて形にして並べたくなりました。大きさがマチマチの柄を活かして、いろいろな大きさのカゴバッグを作りました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
生地の明るさを活かすために、裏布の帆布も真っ白を選んで、見ていて心地よい明るい作品に仕上げました。 ハンドルをつけることで、持ち運びも便利。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
サイズは気にせず、お好きな柄を選んで、それと同じ大きさで帆布を用意するだけなので、気軽に作っていただけると思います。ハンドルはフェイクレザーを使うと予め穴をあけなくても針でそのまま縫えるので簡単です。レザーテープがなかったら、ハンドルもお好きな布を切り取って作るとまた違う表情になって楽しいです。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
カギを入れたり、アクセサリーを入れたり。こまごましたものを入れて、飾るように収納できたらと思いました。
KF:杉野さん、どうもありがとうございました!ミニチュアかごバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ミニチュアかごバッグの作り方
1.
ケルタイネンポッロの幾何パッチワーク柄から好みの模様を切り取る。裏布用の11号帆布(白)も同じ大きさに裁つ。
2.
1を中表に半分に折り、両脇を縫う。短い辺を横辺に、長い辺を半分に折る。
5.
表布は表に返し、裏布はそのままで、口側の布端0.7cmを折り、まち針でとめる。
7.
レザーテープで持ち手を作り、ボタンでとめてできあがり。
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