1枚仕立てのたためるサブバッグの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

小さなバッグでお出かけしたときにたたんで持ち歩ける便利でかわいいサブバッグです。裏地なしの1枚仕立てなので、軽いのもうれしい。使った布は「NUNO TO MONO」シリーズ。コットン85%、ヘンプ15%のシーチングです。同シリーズのタグをデザインのアクセントに。

デザイン・製作:田巻由衣


使用した布:YKA-560-1B


材料:
□生地:100cm×50㎝
□ゴム:直径0.1㎝を20㎝
□ボタン:直径1.9㎝を1個
□タグ大:1枚
□タグ小:1枚


サイズ:縦30㎝ 横28㎝ まち幅7㎝

たためるサブバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
シンプルな無地のシーチングなので、色んな場面で重宝しそう!と思いました。今回は軽さを生かして1枚仕立てのたためるバッグを作りました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
小さくたためるので、お買い物時のエコバッグとしても便利ですが、おしゃれなショップの紙袋のような、きちんと感のあるサブバッグにしたい!と考えました。マチ布を別にして四角くスッキリとしたデザインに。前面のタグに沿ってたたみやすく、たたんだ状態でも可愛いタグが見えます♪

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
角は少し縫いづらく感じると思いますが、切り込みを入れて丁寧に合わせれば、表に返したときにきれいな仕上がりになります。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
小さいバッグで荷物がちょっとだけ入りきらないときや、折ってはいけない書類があるとき、手土産を持参するときなど、ビニール袋ではちょっと恥ずかしいけど大きなバッグまでは必要ない・・・という場面で、おしゃれな紙袋のように気軽に使えると思います。

KF:田巻さん、どうもありがとうございました!たためるサブバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。


たためるサブバッグの作り方

1.

布をカットし、飾りタグを縫いつけます。

2.

持ち手を2本作ります。長辺の両端を1cm折ります。それを縦半分に折り、端ミシンをかけます。

3.

持ち手とゴムを本体に仮どめします。

4.

本体入れ口側を三つ折りにします。1cm幅で折った後、2cm幅で折ります。

5.

持ち手とゴムを外側に倒し、ステッチします。

6.

マチ布の短辺も同様に三つ折りし、ステッチします。

7.

本体とマチを中表に合わせて縫います。角は少し切り込みを入れると縫いやすいです。

8.

縫い代の処理をします。マチ布の縫い代を半分カットします。

9.

本体布の縫い代で⑧をくるみ、まつります ※ジグザグミシンやロックミシンでもOKです。

10.

表に返してボタンをつけ、完成です。

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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