バックル持ち手にもなるトートバッグの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

バッグの入れ口につけたバックルが持ち手にもなるトートバッグです。使った布は、echinoの2023年の新柄、[Plants]。個性的な植物の形やシルエットが生地幅いっぱいに広がったテキスタイルです。大柄なので、どこを切り取るかで違う雰囲気が楽しめます。しっかりとした綿麻キャンバス生地は、バッグはもちろん、テーブルクロスやクッションカバーなどにもおすすめです。

デザイン・製作:田巻由衣


使用した布:(表布・口布・持ち手)EKX-98030-32A


材料:

  • 生地(表布・口布・持ち手):110cm幅×90cm
  • 生地(裏布):90cm×50cm
  • 合皮テープ:2cm幅を50cm
  • バックル:2cm幅を1組

サイズ:縦29cm (口側)40cm (底)28cm まち幅12cm

トートバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
くっきりとした線や色がとても華やかで美しいです。大柄を生かせるたっぷりサイズのバッグを制作しました

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
作りやすく、ユニークで可愛い形を目指してデザインしました。しっかりとしたコットンリネンキャンバスなので、芯を貼らず軽いバッグに仕上げることができました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
入れ口周りを縫うときは、布がずれないようにクリップやマチ針を多めにとめたり、しつけをすると失敗なくきれいに仕上がると思います。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
1泊旅行に行ける大きさ、だけど重くなくできるだけコンパクトにしたい。という思いから制作しましたので、何かと荷物が増えてしまう日、レジャーにもぴったりのバッグだと思います。白いシャツに合わせてきれいめカジュアルに持ったら、とっても素敵になりそうです。

KF:田巻さん、どうもありがとうございました!トートバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

トートバッグの作り方



1.

材料を準備します。

2.

持ち手を作ります。両端1cmを折り込んでから半分に。

3.

両側にステッチします。2本作ります。

4.

口布を作ります。両端にジグザグミシンをかけ、入れ口側を三つ折りしてステッチします。

5.

2枚作り、1枚に合皮テープを縫い付けます。※両端は2cm縫わずにあけておきます。

6.

口布2枚を中表に合わせ、テープをよけて両脇を縫い合わせます。

7.

本体側面を中表に合わせ、両脇、底、マチを縫います。裏布も同様に縫います。※裏布の底には返し口を残しておきます。

8.

持ち手を仮どめします。

9.

表袋に、口布・裏袋を中表で合わせ、入れ口側をぐるっと一周縫います。

10.

表に返し、入れ口にステッチをかけます。返し口を縫いとじ、バックルをつけて完成です。

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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*この作品に使用した布:(表布・口布・持ち手)EKX-98030-32A
こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2023.07現在) 
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