バニティ型の可愛らしいペンケースです。ケースが立ちやすくなるように、ふたと底にパイピングコードをつけています。使った布はechinoの新柄buble。echinoのSolidシリーズから同色の無地を合わせました。縦型なので、かぎ針収納やペットボトルケースとしても使えます。
使用した布:(表布)echino JG96900-903A
(裏布・持ち手・バイアス布):JG95410-10I
材料:
□生地(表布):40cm×25cm
(裏布・持ち手・バイアス布):60cm×30cm
□接着キルト芯:40cm×25cm
□コットンヘリンボーンテープ:幅2cmを70cm
□コード:直径0.5cmを50cm
□ひも:直径0.5cmを9cm
□フラットニットファスナー:20cmを1本
バニティ型ペンケースについて、くぼでらさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
ランダムに並んだ手描きのような水玉柄は、どこを中心にしても可愛らしい表情のでる生地でした。アクセント使いにつばめと小さな三角柄と同色の無地を刺し色に使いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
接着キルト芯を貼ることで形が維持しやすくなります。蓋と底のふちに付けたパイピングコードはアクセントになりながら、ケースが立ちやすくなる効果もあります。ぶら下げて置くこともできるコードをつけました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ファスナー付けやふた、底を縫うときはひと手間でもしつけをかけてからミシンで縫うとずれずに縫うことができます。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
ペン以外にもかぎ針、縦型なのでペットボトル、ステンレスミニ水筒入れなどにも代用できます。
KF:くぼでらさん、どうもありがとうございました!ペンケースの作り方プロセスもくぼでらさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ペンケースの作り方
3.
パイピングコードをつくる。バイアス布の両端を中表に合わせて縫う。コードは端を突き合わせてセロハンテープで巻く。
4.
バイアス布を外表に二つ折りにしてコードを挟み、しつけをかける。持ち手を作る。
8.
ふたを作る。表布と裏布を外表に合わせ、持ち手、パイピングコード、ひもの順に重ね仮どめをする。
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