荷物の出し入れがしやすい両開きファスナーを使ったトートバッグです。使った布は「PICNIC」シリーズ。撥水加工の生地なので、雨の日でも安心して使えます。縫いやすいコットン100%のオックスフォードです。
使用した布:YPA-51030-1B
材料:
- 生地(側面・底・持ち手・ポケット・見返し):110㎝幅×80㎝
- 生地(端布(合皮)):10㎝×10㎝
- 両開きファスナー:長さ50㎝を1本
- パイピングテープ:14㎝
- カシメ:直径0.6㎝を4組
サイズ:縦31.5㎝ 横40㎝ まち幅12㎝
ファスナーつきトートバッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
オックス生地ですが見た目以上に柔らかく縫いやすかったので、折りたたんで持ち運べるトートバッグに仕立てました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
雨の日に中に入れた荷物が濡れないようにファスナーをつけました。両開きファスナーなので荷物の出し入れもしやすく、端が外側に出るようなデザインなので大きく開くのもポイントです。一つあると便利なポケットは前側につけました。口部分にパイピングテープを挟んでアクセントをつけました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
「折りマチ」というマチの縫い方で、マチの部分が表から見えず中にしまってあり、たたんだ状態できれいな四角になります。マチの作り方はいくつかあるので、折りマチも覚えておくと便利です。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
一枚仕立てで折りたためるので、メインにもサブにも使えるトートバッグです。撥水加工生地なので雨の日やピクニック、運動会などお出かけ時のバッグとして、または中にアルミ保冷バッグを入れてショッピングバッグとしても使えます。いつものファスナーを両開きファスナーにするだけで、作品がワンランクアップします♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました!ファスナーつきトートバッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ファスナーつきトートバッグの作り方
3.
ポケットの表側の上部にパイピングテープを縫いつけ、見返しを中表に縫い合わせます。
4.
表に返してパイピングテープがキレイに出るように折り整え、表からステッチを入れます。
5.
本体生地にポケットを合わせ、マスキングテープで留めておきます。ポケット生地の上から持ち手を合わせ、マスキングテープで留めた後、赤線部分を縫います。もう一方の側面も同様に作ります。
7.
前生地、底生地、後ろ生地の順になるように縫い合わせ、縫い代部分は底側に倒して表からステッチを入れておさえます。
8.
中表に折り、底部分を折ってから左右の脇を縫い合わせます。脇の縫い代にロックミシンまたはジグザグミシンをかけます。
9.
口部分を三つ折りにしてステッチを入れ、表に返して形を整えます。※底のマチは内側に折り込む「折マチ」です。
10.
両開きファスナーの端に合皮を縫いつけ、カシメをつけます。
11.
本体とファスナーの中心を合わせて、ファスナーを開けた状態で縫い合わせます。完成!
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