猛暑の夏が過ぎ去り、秋の足音が近づいてきた9月の1週目。コッカファブリックの展示会が東京で開催されました。本日は秋の新柄をいち早くみなさんにお届けします。
晴れやかな色彩を放ち、華やかに会場を盛り上げていたのは、北欧フィンランド生まれのテキスタイル、Pikku Saari(ピックサーリ)。ヘルシンキ在住のデザイナー、ERI SHIMATSUKAさんのデザインです。海辺の街、ヘルシンキでの日々の暮らしから生まれたモチーフが布いっぱいに広がっています。
こちらも海外デザイナーの新シリーズ、Obiko(オビコ)(左)とMARISA(マリッサ)(右)。
Obikoは、イギリスの海辺の街、ヘイスティングスを拠点に活動するリンダ・ウィリアムズさんが手がけるブランド。可愛すぎず、ウィットに富んだ絵柄は、大人の女性のバッグやポーチにしたらステキ。
MARISAは、ブログやSNSを中心に人気を集めるアメリカ人デザイナー、マリッサ・アンさんのブランドです。可愛らしいアニマルモチーフや小花は、子ども服づくりにもぴったり。小さな柄が多いので、ビギナーでも使いやすく、バッグから洋服まで、創作意欲がぐんぐん湧いてきますね。
そして大人気のechino。なんと今回はニットジャガードが発売されます! やわらかなニュアンスが表現できる素材なので、echinoの洋服づくりに新風を吹き込んでくれそうです。
NAOMI ITOさんのnaniIROシリーズ。
やわらかな点描画を思わせる美しい柄、Fuwari fuwariにモーリー起毛が登場です。会場には、Fuccra: rakuenのキルティング生地で作られたジャケットも。テキスタイルから伝わるやさしさが、ふんわりとしたキルトとみごとに調和。さすがnaniIRO、まるごと欲しくなりました。
9月の展示会といえば、入園入学の新柄がずらりと並ぶのも特徴です。なんと会場には小学校の教室も現れて・・・。人気キャラクタ―たちが授業を受けている光景は、なんとも微笑ましく、子どもたちにも見せてあげたい“プチ劇場”でした。
こちらはPUTITE ECOLE(プチエコール)シリーズで作ったシューズ入れとレッスンバッグ。会場には、入園入学グッズ作りにおすすめの柄があちこちに。ディズニーやキティちゃんなど、人気のキャラクターの新柄も続々登場していましたので、もうじき店頭に並ぶのが楽しみです。
展示会レポート、駆け足でのご紹介になりましたが、新柄はまだまだいっぱい。毎週月曜日、順番にtextile storyでクローズアップしていきますので、お見逃しなく!