echino15周年記念 インタビュー企画2 ハンドメイド作家・杉野未央子さん

コッカファブリックのcraft&sewingのページで、いつも素敵な作品とレシピを提供してくださっているハンドメイド作家さんにechinoの生地の魅力を伺いました。インタビュー企画第2回目は、komihinataとして活躍している杉野未央子さんです。

コッカファブリック(以下、KF):今までご制作いただいた生地で、いちばん印象に残っているのはどの生地でしょうか?

杉野未央子さん(以下、敬称略):どれも印象的で、正直なところ選ぶのが難しいですが…、お店で一目惚れした「sprout」を挙げさせていただきます。色味も柄もサイズ感も何もかも好きで、迷わず2色購入しました。今も残りを少しずつ大切に使っています。


▲2018年のコレクション「sprout」で作った杉野さんの作品。

KF:今も残りを少しずつ・・・、大切に使ってくださっていて感激です。echinoの生地で実際に作品を作られて、作りやすかった点、作りにくかった点を教えてください。

杉野:echinoらしさ溢れる印象的な色柄のおかげで、シンプルに仕上げてもしっかりインパクトのあるお洒落なものができ上がるのが嬉しいところ。作りにくいということはないですが、echino独特の色味に合う布を探すのに時間がかかることもあります。

KF:echinoの色は独特ですから。なので、色みをそろえたechinoの無地シリーズは重宝しますよね。


▲echinoの無地シリーズ

KF:ズバリ、echinoの生地の魅力はどんなところだと思いますか?

杉野:初めて見たのは、大きな手芸店の一角にあるechinoコーナーでした。看板まで用意されていて、売り手側の愛を感じました。他の布たちとは違った雰囲気に、吸い寄せられるように寄って行ったのをハッキリ覚えています。絵柄も色味も「echinoらしさ」がハッキリとあるので、記憶に残るその存在感が魅力的なのだと思います。


▲2017年制作のななめハンドルのましかくバッグ


▲2021年制作の大きめのショッピングバッグ


▲2021年制作のリボン結びトート

KF:今後、echinoとして、どんな生地を出してもらいたいですか?

杉野:大きめの柄も魅力的ですが、小さな面積でも映える「sprout」のような小柄がもっと出ると嬉しいです!それと、echinoカラーのストライプやドットが欲しいです。

KF:echinoスタンダードシリーズには、小さなドットシリーズもありますよ。

杉野:ドットはあるのですね!ぜひ使ってみたいです。

KF:今後、echinoで作ってみたい作品のアイテムをぜひお聞かせください。

杉野:いろんなハギレを集めてテディベアを作ってみたいです。ここの部分はあのポーチのハギレ、ここはあのバッグの…みたいに。とはいえ、ぬいぐるみ作りは不得手なので、上手にできる気はしません(笑)。

椅子の座面やカーテン、クッションなどを作って、echinoカラーでまとめた部屋にしたら楽しいと思います。

KF:杉野さんのテディベア、楽しみにしています。echinoカラーでまとめた部屋、ぜひコッカファブリックでも紹介させてくださいね。