肩ひもにつけたファスナーを開けるとリュックに、閉じるとボディバッグになる2wayバッグです。使った布は、風景画を飾るように生活を彩る布、「KESHIKI(ケシキ)」シリーズの[Tsutsuji garden]。鮮やかな色合いがぱっと目に飛び込んでくる印象的な布です。
使用した布:(表布・肩ひも)KESHIKI EWX-3802-1A
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2020.07現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料:
□生地(表布・肩ひも):100cm×60cm
(裏布):70cm×40cm
(ポケット(エナメル合皮)):30㎝×15㎝
□接着芯:50cm×100cm
□ビスロンファスナー:50cm、25㎝を各1本
□革テープ:1.5㎝幅を18㎝
□PPバンド:2.5㎝幅を20㎝
□角カン:内径3㎝を4個
□ワンタッチプラスナップ:直径1㎝を1組
□好みのタグ:1枚
サイズ:縦30cm 横(口側)15㎝ (底側)20cm まち幅8㎝
2wayボディバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
とても好きな色合いで、何を作ろうかワクワクしました!オシャレな柄で、洋服にもファッション小物にもぴったりだと思いましたので持ち手まで共布にして、リュックを作ることに。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ボディバッグも好きなので、2way仕様でどちらにもなるようにデザインしました。便利なだけでなく、ファスナーがアクセントになるよう、少し無骨な感じの黒いビスロンファスナーにしてみました。リュックとして使うときでも、前から見て持ち手が可愛いところが気に入っています。ポケットは布のラメの色に合わせてエナメル生地を使用しました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ファスナー付けが2か所ありますが、「ファスナー付け位置」にピッタリでなくても大丈夫ですので、苦手だなと思う方はファスナーの縫い代を十分使って、ミシンの針が当たらない、安心なところに合わせて縫ってください。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
ファスナーやプラスナップ、エナメル生地を足して、少しスポーツテイストにしました。Tシャツにピッタリの普段使いしやすいバッグになったと思います。お好みのテイストに合わせて、ファスナーや金具の色を変えてみてください。
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!2wayボディバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
2wayボディバッグの作り方
2.
肩ひもの長い辺の縫い代をを裏側に折ります。下側(バッグにつける側と逆の端)は短い辺も1cm折ります。同様にもう1本作ります。
3.
肩ひもを外表に二つ折りし、上側の端から2cmあけて50cmファスナーを挟んで縫います。ファスナーの端は裏布側に折っておきます。
4.
もう1本の肩ひもにもファスナーの反対側を挟み、縫います。
5.
ポケットを作ります。飾りタグとワンタッチプラスナップをつけ、▽1面分のみ本体に縫いつけます(スナップは補強のため接着剤をつけます)。縫っていない部分をくるっと巻くように入れ込み、角を縫いとめます。
6.
前面表布に肩ひもと、ハンドル(革テープ)を中表に合わせて仮どめし、25cmファスナーも中表に合わせ、仮縫いします。
7.
ファスナーを挟むように前面裏布を中表に合わせ、ファスナーつけ位置を縫い合わせます。ファスナーのもう一方を後ろ面表布と裏布に縫いつけます。
8.
表布同士、裏布同士を中表に合わせ、上の辺、脇を縫い合わせます。脇はファスナーつけ位置の下部分も縫い合わせます。
9.
角カン2つを通したPPバンドを半分に折り、前面表布の底に仮どめします。
10.
底とまちを縫い合わせます(裏布は返し口をあけておきます)。
11.
表に返して返し口をとじ、肩ひもの端を角カンに通して完成です。
12.
肩ひものファスナーを閉めるとボディバッグに。開けるとリュックになります。
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