クラッチバッグ

サイズ:縦(広げた状態)42cm 横37cm

大きめキノコの実写モチーフが特徴のCARAMEL-CRUNCH★Fabricを使ったクラッチバッグです。ポップでカラフルな生地に、革とゴールドのカシメをつけて、大人の女性が持ちやすい雰囲気に。作ってくれたのは、センスのいい手作り雑貨が人気のハンドメイド作家の田巻由⾐さんです。

デザイン・製作:⽥巻由⾐


使用した布:
 :CARAMEL-CRUNCH★Fabric H3140-1 (B)


材料:
□⽣地(表布A):110cm 幅×40cm
(表布B(プリント)):40cm×20cm
(表布C(無地)):40cm×20cm
(裏布(帆布)):90cm×40cm
□⾰はぎれ:好みの⼨法(作品は幅約7cm× ⻑さ約30cm)
□接着芯:少々
□カシメ:直径0.9cm を5個

20150805tamaki_kansei220150805tamaki_kansei

クラッチバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
インパクトのあるドット柄が個性的で素敵だと思いました。
くっきりとした色合いを生かして、合わせる生地はシンプルに。
生地を横に使うことで、無駄も出ず、可愛いキノコ柄も両面で楽しめます。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
マチもファスナーもなくとっても簡単な作りですが、
これが意外と便利です!開け閉めが楽で紙袋のような気楽さで使えます。
デザインは大人が持ちやすい雰囲気になるよう、
革とゴールドのカシメでアクセントをつけました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ハンプなど、厚手の生地で内袋を仕立てれば、簡単に、
かっちりとした かっこいいクラッチバッグになります!
カシメは、カシメプライヤーを使うと 音も出ずきれいに仕上がりますよ。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
シンプルな服にとっても映えると思います!
まっすぐな作りなので本や書類も入れやすく、
バッグインバッグのように使うのも良いですね。

KF:田巻さん、どうもありがとうございました!クラッチバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

クラッチバッグの作り方

1.外袋を作ります
20150805tamaki_120150805tamaki_220150805tamaki_320150805tamaki_4
きのこと英字、きのこと無地を中表で縫い合わせます。
革はぎれをカシメでとめます(カシメを打つ部分の布には接着芯を貼って補強)。
入れ口以外の辺を、前後布中表で縫い合わせ、表に返します。

2.内袋を作ります
20150805tamaki_5
無地の帆布を「わ」で折り、入れ口と返し口を残して中表に縫い合わせます。

3.まとめます
20150805tamaki_6
裏袋に表袋を入れ込むようにして中表に合わせ、入れ口を一周縫い合わせます。
返し口から表に返し、返し口を閉じます。

4.形を整えて完成です
20150805tamaki_720150805tamaki_820150805tamaki_920150805tamaki_10
完成です。

裁ち方図と作り方はこちら
button_tt

コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。