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リアルで可愛い! チンパンジーのあみぐるみ

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雨上がりの空はいっそう青く、いよいよ本格的な夏の気配。
ちょっと前までは、むせかえるような新緑だった木々の葉も、今はまるで太陽と競争するかのように、ぎらぎらとその青さを見せつけています。

そんな夏の太陽の下、森のなかにチンパンジーを発見!
あみぐるみ作家のよねざわなみさんが作ったあみぐるみです。

思わず「ふっ」と笑ってしまうような可愛らしさがありながら、よく見ると、それぞれのどうぶつのキャラクターを的確にとらえている―。
いつまでも見飽きないような作品づくりを心がけていて、写真も最大限、可愛らしく見えるように毎回ご自身で撮影しているそう。

チンパンジーは、手足の指先まで針金が入っているので、木につかまったり、バナナを持ったりできます。よねざわさんのブログには、もう一体も登場していて、「バナナを1本しか作らなかったので、けんかになってしまいました・・・」というお話が。果たして結末はどうなることやら・・・。

ブログには、トカゲやアザラシをはじめ、ユニークなどうぶつがいっぱい!
リアルで可愛いあみぐるみのどうぶつは、子どもたちにも大人気だそう。
夏休みには、みんなと一緒に動物園遊びができそうですね。

よねざわなみさんのブログはこちら。
http://kamemama.blog49.fc2.com/

bookmark_borderチューリップ柄のミニボストンバッグ

ちょっぴりレトロな雰囲気が漂うチューリップ柄を、小さなボストンバッグに仕立てました。小ぶりながら、長財布もすっぽり入る大きさなので、ちょっとしたお出かけ用に重宝します。また、メイクグッズを入れてサブバッグにしてもいいですね。

きれいに仕上げるには、持ち手の当て布を側面に左右均等に縫いつけることがポイントです。一見、簡単そうに見えますが、この当て布が曲がっていたり、形がいびつになると、バッグ全体がきれいに見えません。一番目立つところなので気をつけて!

また、側面とマチを合わせるときは、合印や底中心をまち針でとめてから縫うことも忘れずに。とくにマチ切替位置がずれてしまうと、左右の高さが均等にならないので要注意。縫い合わせるときは、カーブのところでミシンの手を休めてしまうと、少し角ばってしまいますので、なるべく止めずに一気に縫いましょう。

材料
□ 生地:【表布】綿麻キャンバス110cm幅×30cm、【裏布】綿麻キャンバス110cm幅×30cm
□ 接着芯:100cm幅×35cm
□ 30cmファスナー 1本


使用した布:【表布】FOLK MODERN Tulips JG41600-4 (C)

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作り方と実物大型紙はこちら
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bookmark_borderFOLK MODERN(フォークモダン)

アメリカやオランダのフォークアートをヒントに

5月にエレン・ベイカーさんデザインの「STAMPED」を取り上げましたが、今回ご紹介する「FOLK MODERN」は、エレンさんの新作です。
「『FOLK MODERN』は、アメリカやオランダのフォークアートのモチーフから着想を得ています。幾何学的な形と鮮やかな色を使って、現代的な雰囲気にアレンジしてみました。すべて綿麻キャンバスですが、この素材は、いろいろな作品に幅広く使える万能選手。私は今までに、洋服、ピロー、キルト、バッグなど、本当にさまざまなタイプの作品を作りましたよ」(エレンさん)。新柄は、全部で6種類ですが、今週はそのなかから3柄をご紹介します。

Sawtooth Flowers  JG 41600-3 綿麻キャンバス

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  • FM_st2
  • FM_st3
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伝統的なキルトデザインに、Sawtooth (のこぎりの歯)というクラシックなモチーフがあります。この柄はそのモチーフをベースに、華やかな色と幾何学的なパターンを用いて、デザインしたものだそう。

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手織りの生地で雑貨を作る

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手織り小物作家のcotolinne(コトリンネ)さんは、手織りの生地を使って雑貨を作っています。手織りの生地? そう、糸から織り機で織っているのです。

cotolinneさんが手織りで布を作り始めたのは、今から5年くらい前のこと。
自分の思い描くデザインが、糸を織って形になっていく、その面白さに魅せられてしまったそう。
「織りのデザインは、クロスステッチの図案を考えるのと似ています」

ベースの生地は、たいていリネン糸。ほとんどの糸は、自身で染めたものを使っていて、たまに草木染をすることもあるそう。
「糸の量や染料の量などのちょっとした違いで色が変わるため、以前のものとまったく同じ色に染めることはできません。そのときだけ作り出された色になります」
いうなれば一点ものの生地。まさにハンドメイドの醍醐味です。

「作りたいもののイメージが決まってから布を織り始めます。作品のサイズを考えて、それに合わせて糸を準備します。ポーチにしたかったら、幅を狭くして織っていくという具合に」。ひとつひとつが小さなものなので、だいたい1回に4mくらいタテ糸を織機にかけることが多いそう。

ウサギやリス、小花など、愛らしい小さな連続模様が並ぶcotolinneさんの生地は、これまた可愛いがまぐちポーチやペンケースに姿を変えて、雑貨屋さんに旅立っていきます。

今夏の新作は、「ブレーメンの音楽隊」というイベント用に作った作品。
生地には、「ブレーメンの音楽隊」に出てくるロバ、イヌ、ネコ、ニワトリと音楽モチーフが入っているそう。「動物は織り柄で、音楽モチーフは楽器チャームをつけました。動物柄には、みんなで住むお家モチーフを組み合わせているんですよ」

1本の糸から、いろんなモチーフが生まれる手織り布。
cotolinneさんの遊び心も一緒に織りこまれているようですね。

cotolinneさんのサイトはこちら
http://cotolinne.petit.cc/