サイズ:縦25cm 底(長径)24cm (短径)14cm
外側にぐるりとポケットをつけたユニークなデザインのバッグです。バッグ本体とフラップ、持ち手は、綿麻キャンバスのしっかりした生地、echino「Solid」シリーズの無地。ポケットにだけダブルガーゼの「SWEET BOTANICAL」シリーズを使い、ふんわりとやわらかな印象に仕上げました。
デザイン・製作:杉野未央子
使用した布:(ポケット)YKA-61090-1B
(側面裏布・底・フラップ・持ち手)JG-95410-10D
(側面表布)JG-95410-10J
材料:
□生地(ポケット):100cm×50cm
(側面裏布・底・フラップ・持ち手):110cm×50cm
(側面表布):70cm×30cm
□接着芯:10cm×15cm
□ゴムテープ:幅0.7cmを68cm
□マグネットホック(縫いつけタイプ):直径1.8cmを1組
*作品写真の無断転載はご遠慮ください。
ふんわりポケットバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
やわらかく、軽やかな雰囲気で、心地よい気分になれる色柄です!ダブルガーゼのふわっと柔らかなところを活かしたバッグにしたいと思いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
バッグ本体はしっかりした生地を使用し、外側の大きなポケットにダブルガーゼを使いました。ものをたっぷり入れられる強さと、ふんわりとしたやさしさを併せ持つバッグに仕上げました。ポケット口のところにゴムでギャザーを寄せて、底にはタックをいれたことで、ガーゼのもつやわらかさを活かせたと思います。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ポケット口のゴムのギャザーは、ゴムを生地幅に合うように伸ばして、針の向こう側とこちら側を引っ張りながら縫っていきます。底のタック部分は、やわらかな生地を畳んでオーバル底に合わせて縫うのが少し難しいと感じるかもしれませんが、ふわふわしたガーゼが多少のことは包み込んでくれますから、あまり気にしないで思い切って縫っていきましょう!
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
白シャツにロングスカートや、スッキリしたワンピースなどが似合いそうです。容量たっぷりなので、季節の変わり目にカーディガンなど持ち歩くのにも便利です。
KF:杉野さん、どうもありがとうございました!ふんわりポケットバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
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