Iromeシリーズの作品、第2弾です。今回使ったのは「冬」の柄。雪景色をイメージした、優しいトーンです。制作してくれたのは、この布のテーマと同じ、neige+(=雪)の活動名で活躍する、ハンドメイド作家で人気ブロガーの猪俣友紀さん。ファスナーを使わない簡単なクッションカバーを考えてくれました! 革タグのワンポイントも猪俣さんならではのおしゃれなアレンジです。
使用した布: Irome HFG-101
材料:
□⽣地:(前⾯A)20cm×50cm
(前⾯B)10cm×50cm
(前⾯C・後ろ⾯右)50cm×50cm
(前⾯D)20cm×20cm
(前⾯E)20cm×20cm
(後ろ⾯左)30cm×50cm
□⾰タグ:約8cm×6cm を1枚
クッションカバーについて、猪俣さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
全体的に静かで優しげな色味だったので、そのままの素材を生かして、プラス革を使うことで布の雰囲気を壊さずに仕上げることを心がけました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
淡い色合いのものは、小物よりも大きなファブリックのほうが全体がまとまりやすいのかなと思いました。他のカラーと合わせても良かったのですが、できるだけこの6色を使ってまとめて見たくて、ステッチの入れ方、布のバランスで工夫してみました。
KF:実際に作るときは、どんなことに注意したらいいでしょう?
クッションカバーなど内側の縫い代が出てしまうものは、ジグザグミシンやロックミシンなどで裁ち目かがりをしておくことをおすすめします。そのあと2mm程度の場所にミシンステッチを入れると縫い代がきれいに収まります。
KF:インテリアのコーデポイントを教えてください!
リビングなど家族の集まる場所にいくつか色違いで作っておいてみると、いっそうリビングが華やかになって、おすすめです!
KF:猪俣さん、どうもありがとうございました!クッションカバーの作り方プロセスも猪俣さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
クッションカバーの作り方
2.
それぞれをはぎ合わせて縫い代を写真の通りに片倒しにします。
3.
それぞれ分けてはぎ合わせたパーツ(右側左側)は、縫い代を花柄のほうへ片倒しにしてミシンステッチをかけます。
4.
色の白い生地の部分には、茶色の色糸でランダムなミシンステッチを加えてアクセントづけをします。
5.
革タグはやわらかい薄いものを選んで、英字スタンプなどを押してアクセントにミシンステッチで縫いとめます。
10.
縫い終わったところで、画像の順番で表布に重ねていきます。
11.
3枚が重なるところに注意してまち針でしっかりととめます。
13.
角をこのように折りたたんでから表に返しアイロンで形を整えて完成です。
コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。