大人女子の普段着コーデに合わせたい、おしゃれなリュックができました。使った布は「jimon」シリーズ。バッグづくりに最適な中厚地の10番オックスです。英文字柄に星柄のポケットがアクセント。ワンハンドルのトートとしても使える、細めの肩紐もポイントです!
使用した布:(表布・口布・肩ひも・タブ)LO-41070-2B
(ポケット)LO-41070-1B
材料:
□生地(表布・口布・肩ひも・タブ):80cm(みみを含む)×90cm
(ポケット):40cm×30cm
(裏布):90cm×50cm
□角カン:4cmを1個
丸底リュックについて、あんりこさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
しっかりめのオックス、バッグを作るにはとってもいい素材感に加えて、アメリカンヴィンテージ風のプリント!大人女子は躊躇う方も多いリュックにしてみました。このハードな雰囲気を活かせば、かっこいい演出をしてくれます。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
リュックは難易度高めになりがちですので、これはシンプルな構造な中に、使い勝手と防犯を留意した形を考えてみました。入れ口は、肩紐がカンを通ることで閉じる仕組みです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
生地自体も中厚地なため、針は厚地用を使って折れないように気を付けてください。できましたら、糸も太いものを使うと見た目が格好よくなります。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
女性が使う想定で、肩紐を細く華奢にしています。スカートコーデでも可愛いですよ。また、中身がたくさん詰まったときには、ワンハンドルのトートバッグのように使うこともできます。
KF:あんりこさん、どうもありがとうございました!丸底リュックの作り方プロセスもあんりこさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
◎丸底リュックの作り方
1.
リュックはファスナーポケットを付けたい所ですが、手間なしのパッチポケットです。ポケット口はサイドにかけて斜めにしてあり、自分は取り出しやすく、他人は手を入れにくい工夫をしています。
2.
胴部分の縫代は、片側に耳を使うことで折伏せせず、厚みを減らしています。内布をつけない場合は特に、耳も使いようです。
3.
底の縫代はステッチで固定しています。少し縫いにくいので割愛してもOKですが、ステッチを入れると強度が上がることと、底の丸みが出やすくなります。