こちらは2021年のコッカのお洋服向けのオリジナルファブリックのカタログになります。
いろいろな素材に付けられた花柄や水玉柄など
着たい、作ってみたい商品がいっぱいです。
今回は環境に優しい素材にもこだわりました
チェックしてみてくださいね!
四角いフォルムがスタイリッシュな大きめのショッピングバッグです。肩かけもできるようにショルダーひももつけました。使った布はechinoの新柄、bright。キリッとしたボーダーにechinoらしい鮮やかなモチーフが映える綿麻キャンバスです。このバッグではボーダーを正面に使い、片側にモチーフを配してアシンメトリーに仕上げました。
使用した布:echino EKX-97100-102C
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2021.02現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料:
□生地(側面表布):102cm×37㎝
(側面裏布、底布):110cm幅×50㎝
(タブ布):20㎝×10㎝
□バッグテープ:3㎝幅を143㎝
□Dカン:内径2㎝を2個
□ナスカン:内径3cmを2個
サイズ:縦35cm 横40㎝ まち幅10㎝
ショッピングバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
インパクトのある大きな柄!キリッとしたボーダーと大きな花が組み合わさっていて、使う部分や角度を変えることで色々な楽しみ方ができそうです。でも、今回は生地デザインの素敵さをそのまま活かすために、素直にまっすぐ使いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
バランスよく花とボーダーが見える、ちょうど良い幅になるよう仕立てました。柄のキリッとした感じを活かしたくて、かっちりした紙袋風になるように、角に入れたコバステッチがポイントです。大きなバッグなので、重たくなっても持ちやすいように、取り外し可のショルダーもセットしました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
かっちりさせたかったので、底と内布は9.5号帆布を使いました。自立できます。底の角部分を縫うのは難しいと感じるかもしれませんが、正しい位置に印をつける、切り込みを入れるなど、ちょっとした手間を加えると、意外とスムーズにできますよ。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
インパクト大のバッグなので、お洋服はシンプルがおすすめです。無地のロングコートに合わせるとカッコいいですね。共布で小ぶりなバッグを作って、セットで持つのも素敵です。
KF:杉野さん、どうもありがとうございました!ショッピングバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
長引くマスク生活。ちょっと外したときに保管するマスクケースも必需品になってきました。このマスクケースは、2枚の布を縫い合わせてスナップボタンでとめるだけの簡単仕上げ。使った布は「チビプリ」シリーズのパンダ柄、コットン100%のシーチングです。カンフーのポーズをとったパンダの姿がなんとも微笑ましい。小柄で上下左右もないので小物づくりに向いています。手作りマスクを作るなら、共布で揃えてもいいですね。
使用した布:YKA-81010-3B
材料:
□表布 約110cm幅×20cm
□プラスチックスナップ 約13mm×1組
□
サイズ:タテ約14cm、ヨコ約12cm *閉じた状態
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ワイヤーアーティスト、HAyU(ハユ)として活躍している小川 学さん。子どもも大人も楽しめて、飾る人の自由な発想で自由にアレンジができるアート・・・そんなHAyUの世界を表現したテキスタイル「+HAyU Fabric」が生まれたのは2020年1月のこと。2021年、第2弾の発売に合わせて小川さんにお話を伺いました。
ウシ科の巻ツノのビッグホーンです。
▲初めて制作した作品、巻ツノのビッグホーン
当時子どもが読んでいた学研の動物図鑑です。
当時2歳の子どもは大喜びで、「ウマ、ウマ」と言っていたのを覚えています。じゃあ、次は馬を作ろうかなと思いました。
ワイヤーアート自体は表現の幅は広いんですが、僕の場合、下書きは基本的にしないで、動物でしたら瞳から作ります。瞳の大きさで全体の大きさが決まります。
僕の妻が以前 H.P.FRANCEさんに勤めていたので、職場の先輩に僕の作品を見せに行ったのがきっかけです。ちょうどタイミングがよく、出展の依頼をいただきました。
当時はまだ切花の園芸農家だったので、2、3ヶ月に1体程度しか制作していませんでした。急に2、3ヶ月で30体ほど作ることになり、本業の農業もあり、とても忙しかったです。せっかくの記念だと思って頑張っていました。
作品を飾っていただける人がいるというのが一番の原動力です。また、はじめたばかりの頃に取り上げていただいたのが、インテリアスタイリストの石井佳苗さんと女優の石田ゆり子さん。ご存知の通り、とても素敵なお二人なので、僕も作家としてもっともっと頑張らないと、と言うのがいつもあります。
自分の経験や環境や人との繋がりから作るようにしています。僕はアートの勉強や経験も全くありません。でも、美容師の経験や、農家の経験、東京都心での生活、茨城の田園に囲まれた生活などの経験があるので、その道の専門家では経験していない視点からアプローチをしようといつも思っています。
実物を見てもらえることと、人(お客様やイベント関連の方)と会えること、自分でつくれない空間でできることが醍醐味です。
HAyUのコンセプトに「飾る人が変化できるアート」というのがあります。ワークショップ(現在は休止中)は、お客様に作品をアレンジしてもらう内容になっています。予想外のアレンジがあったりするので嬉しいです。驚きがあり勉強になります。
「HAyUを作る」と「HAyUを飾る(空間を作る)」では全く違う要素があります。自分自身、飾ることはまだまだ勉強不足。参考にさせて戴いています。
生地自体は僕は作れないので、面白い!直ぐやってみたいと思いました。
HAyU自体はワイヤーアニマルヘッドと言う作風で作っているので、テキスタイルにしたからと言ってあえてデザインや構図を変えないこと。ワイヤーから作ることです。
ワイヤーでは頑張って立体にしているのに、それをわざわざ平面に戻すことで、絵などでは普通描かないような部分があって再発見できて面白かったです。またテキスタイルデザインはテキスタイルならではの構図や配色、生地や糸の素材などとても深い。面白いです。
経験していけばある程度予想がついてくると思いますが、配置や色合わせで全然見え方が違うことと、製品サンプルが実際にでき上がってまた違うことがあります。イメージとのすり合わせがまだまだ難しいです。
初めて作ったときは、勝手がわからず、打ち合わせや直しで時間がかかったこともあり、仕上がった生地を見たときは感動でした。
ワイヤー自体は自分の子ども達に作ったものだったので(HAyUは息子2人の頭文字からの造語)、子ども服を作っている方が何人もいて嬉しかったです。また、ネコの生地は飼っている猫ちゃんと一緒にアップされている傾向が多いです。楽しく拝見しています。
第1弾は手探り状態で、コッカの山根さんに非常に助けてもらいました。今回も引き続き助けていただいています。第2弾は、自分でこういうものが欲しい、作りたい製品から逆算して作っています。そういう理由であえてデザインが目立たない配色や、光に透かしたときにはっきり分かるのも作りました。また、作り手によって見え方が変わるような大柄なものを今回いくつか作ってみました。
ワイヤーに関しては、まだまだ出していない表現があるので作っていきたいこと。企業さんや他のクリエイターの方とコラボして、新たな作品や空間づくりをしようと思っています。ファブリックに関しては、インテリアファブリックとして製品を予定しています。
今、コロナ渦でイベントなどができない状況ですが、SNSを通じて「+HAyU fabric」の作品を拝見できて、僕自身のモチベーションにもつながっています。前回に引き続きプレゼント企画も予定していますので、制作された作品の投稿を楽しみにしています。ご参加よろしくお願いします。
【応募は2/14まで!】プレゼント企画 HAyU ワイヤープレゼントキャンペーン
インスタグラムで#HAyUfabricで作品を投稿した方の中から、生地のデザインに使用したワイヤーオブジェをプレゼントします。くわしくはこちらまで。