bookmark_border【RANKING】6月の販売ランキング

梅雨の季節、1位に輝いたのはダブルガーゼの「碧」(あお)シリーズの「しずく」。恵みの雨のようにも見えて、まさにこの季節にふさわしい柄ですね。2位はechinoの綿麻キャンバス「samber」。echinoのアイコン、鹿柄はやっぱり根強い人気です。3位にランクインしたのはtayutouの「root crop」。根菜の断面をイメージしたモチーフをオーガニックなラインでつなげた柄は、バッグにも洋服にも使いやすいやわらかな雰囲気。縦地でも横地でも楽しめるのがうれしいですね。

販売ランキングは、コッカファブリックを扱ってくださる全国のショップ様からの受注数に基づいています。

bookmark_bordertayutou(タユトウ)2

なじみある風景を幾何学モチーフに

先週に引き続き、tayutouをご紹介します。今週は2柄+無地をクローズアップ。
柄も無地もある意味独特な色味ですが、不思議とそれぞれが引き立つようになっていますので、ぜひ、その組み合わせの発見を楽しんでくださいね!
tayutouのサイトも立ち上がりました。こちらではtayutouを使ったさまざまな作例もアップされていますので、どうぞご覧ください。

fujisan JG50880-804 綿麻キャンバス
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fabrica ukaでも人気の柄をtayutouのために配色しました。言わずと知れた「富士山」をモチーフに、幾何学風にパターン化したものです。
3色ともちょっと変わった配色ですが、一つのアイテムの中で色違いで合わせても楽しんでいただけます。布の取り方にもよりますが、もし可能なら横位置、縦位置の組み合わせ違いも印象が変わって面白いです。

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bookmark_bordertayutouで作るコラージュバッグ

サイズ:縦40㎝ 横50㎝ 

「tayutou」の柄をはぎ合わせて作ったバッグです。同じ布でも布目を縦にしたり、横にしたりすることで、表情が変わります。持ち手つけ位置を前側と後ろ側で変えることにより、持ったときに三角形のフォルムになるユニークなデザインです。

デザイン・製作:戸田亜由美(fabrica uka)


使用した布:
 tayutou *品番は作り方シート参照


材料:
作り方シート参照

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裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_bordertayutou(タユトウ)

日々の暮らしをモチーフに

「fabrica uka」(ファブリカウカ)として、テキスタイルデザインから製品作りまですべて手がける戸田亜由美さん。「fabrica uka」の世界観はそのままに、ホームソーイングとして楽しめるテキスタイルブランド、「tayutou」が誕生しました。
「暮らしの中のさまざまな『もの』『こと』たち。変わらずいつもそこにあると思っていても、漂う空気のように定まらず、人知れず形を変えているのかもしれません。『tayutou』は、そんな日々の暮らしの『もの』『こと』がモチーフとなっています。それらが『もよう』となってふたたび暮らしの中へ、色々な形になって戻ってゆきます」(戸田亜由美さん)
自ら小物制作を手がける戸田さんがデザインしたテキスタイルだけあって、使いやすくておしゃれな小柄が勢ぞろい。トーンを合わせた無地も含めて全6柄。今回は、そのうちの3柄をご紹介します。

tayutouのサイトも立ち上がりました。こちらではtayutouを使ったさまざまな作例もアップされていますので、どうぞご覧ください。

rootcrop JG50800-800 綿麻キャンバス
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土から養分を得るために独特な表情を持つ根菜の断面は、時にユーモラス、時にエネルギッシュ。
眺めていると豊かな気持ちになります。
見て楽しい、食べて美味しい根菜の瑞々しくありながらどこか穏やかな雰囲気を表現しました。
有機的なラインでモチーフをつなげ、やわらかな流れをプラスしていますので、その流れを生かしてふわりとしたスカートやバッグなどいかがでしょう。

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bookmark_borderリボンブラウス

サイズ:丈(後ろ中央)47㎝

塩縮加工の綿ローンを使った涼しげなブラウスです。シンプルな形に裾のリボンがアクセント。使った生地は「Kuiskaus」(クイスカウス)の“KUPLAN KUKKA” (泡の花)。フィンランド在住のデザイナー、浦佐和子さんのシリーズです。水の中の泡が幾重にも重なっていくような爽やかな柄に、裾のリボンがアクセントになっています。

デザイン・製作:あんりこ


使用した布:  kuiskaus JG31000-2 (D)


材料:
□生地:106cm幅×150cm

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リボンブラウスについて、あんりこさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
塩縮加工が施された綿ローンとのことで、初夏から着られる涼しげなブラウスで考えました。リピートの短い落ち着いた色柄を活かせるよう、形にデザイン性を持たせることを目指しました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
パターンは非常にシンプルなのですが、裾のリボンを結ぶことで裾にタックを入れる効果があります。また肩のラインをあえて沿わせないことで、抜け感のある女性らしい襟元になり、裾のタック同様、今年らしいラインとなります。Vネックは少々コツがいる形ですが、このパターンは身頃中央の切替を入れることで、見返し不要の簡単始末が出来るようにしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
塩縮加工で縮んでいる部分とそうでない部分が繰り返しやってきます。裁断もミシンをかける時も神経質にならず、布に対して素直に作業してください。

KF:どんなコーディネートがおすすめですか?
リボンを結ぶことでスッキリとコンパクトに、またトレンドの短め丈にしています。今季も引き続き人気のワイドパンツとの相性はバツグンです。またしわが気にならない素材ですから、夏休みのご旅行で、リゾート感満載のマキシ丈スカートと合わせて…なんていかがでしょう。

KF:あんりこさん、どうもありがとうございました!リボンブラウスの作り方プロセスもあんりこさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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