bookmark_borderどんぐりむらのなかまたち

どんぐりたちのかわいいお話が生地に!

昨年、発売し、ヒット作となった「くれよんのくろくん」に続く、なかやみわさん作の絵本の生地、第二弾、「どんぐりむらシリーズ」(学研刊)ができ上がりました! こちらは、どんぐりたちのかわいいお話。働く楽しさ、大切さもテーマとなっています。

両耳ボーダー柄 JG47100-1 オックス
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モチーフとなったのは「どんぐりむらのぱんやさん」(学研刊)。どんぐりむらのパン屋さんは行列の人気店。でも、パン屋のパパ、ママには、ある悩みが……。仕事と子育て、両方頑張るパパ・ママ&けなげな子ども達のあったか家族の物語です。
作者のなかやさんがこだわったのは、メインカラーのサックスブルー。男の子でも、女の子でも、あるいはお母さんにも、誰にでも似合うようにかなり苦心して調整してくださいました。

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bookmark_borderfile 008 島塚絵里さん(デザイナー)

さわやかなフィンランドの風を運ぶテキスタイル

10月のtextile storyでご紹介したPIKKU SAARI(ピックサーリ)は、2015年後半のコッカ展示会でデビューした新シリーズ。ようやく生地ができあがった頃、海に浮かぶ島々を描いた柄、SAARISTO(サーリスト)をインスタグラムにアップしたところ、「いいね!」の数が殺到、国内外から「どこで買えるの?」「欲しい!」の声が続々と寄せられました。さわやかな北欧フィンランドの風を運んでくれたPIKKU SAARI。その生みの親が、デザイナーの島塚絵里さんです。
kokka-fabric.com/wp-kokka_eri_shimatsuka_01(写真:自宅兼アトリエ。仕事机前の大きな窓からは楓の木が見え、季節の変化が感じられます。)

(コッカファブリックドットコム 以下、KF)島塚さんは、現在、フィンランドのヘルシンキにお住まいですが、フィンランドに行かれたきっかけは何だったのですか?

 中学2年生の夏に、母親の友人の紹介で、フィンランドに1か月、交換ホームステイするプログラムに参加しました。ある日突然、「絵里ちゃんフィンランドに行ってみたい?」と聞かれ、未知の国であるにも関わらず直感で「うん」と答えていました。初めての海外。何もかもが新鮮で、フィンランドが大好きになったのです。この留学で英語に興味を持つようになり、フィンランド語も挨拶などの基本単語を覚えました。
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bookmark_borderBOXティッシュ携帯ケース

サイズ:24cm×約12cm(タブをはずしたとき)

ボックスティッシュのペーパーが、ポケットティッシュに早変わり。そんな便利な携帯用のティッシュケースです。使った布は、女の子が大好きなバレリーナモチーフ、プチエコールシリーズ。コンパクトに携帯できるようにタブとスナップボタンをつけました。作ってくれたのは、いつも斬新なアイデアでキュートな小物を作ってくれる斉藤真澄さんです。

デザイン・製作:斉藤真澄(sinafuku)


使用した布: PUTITE ECOLE H10400-401 (B)


材料:
□生地(表布):40cm×30cm
   (裏布):40cm×30cm
□リングスナップボタン:直径1cmを3組

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BOXティッシュ携帯ケースについて、斉藤さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
女の子なら思わずキュンとくるような可愛い柄だったので、 いつも持ち歩けるようなアイテムにしようと思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
片側を全開にできるようにしたことで、中身を入れやすくしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
切るのも縫うのもほぼ直線しかないので、初心者の方にも無理なく作れると思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
今回はスナップボタンにしましたが、お好みでマジックテープにしたり、紐などを縫うことで、壁に掛けたりもできると思います。

KF:斉藤さん、どうもありがとうございました! BOXティッシュ携帯ケースの作り方プロセスも斉藤さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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bookmark_borderPUTITE ECOLE (プチエコール)

女の子が大好きなバレリーナモチーフ

今年も入園入学のシーズンに向けてバレリーナ柄の新作ができました! モチーフはおなじみのプリマになるためにバレエ教室に通う女の子。チュチュをはいて楽しそうに踊る姿に思わずにっこり。総柄、パッチワーク柄、そしてボーダーと、柄は3種類。作りたいものに合わせて生地を選んでくださいね。

プリマ H10400-400 綿麻キャンバス
kokka-fabric.com/wp-kokka H10400-400_1kokka-fabric.com/wp-kokka H10400-400_2

バレリーナモチーフを切り絵のように単色で表現しました。明るい色目でお子さんの入園バッグを、モノトーンではお揃いでお母さんのバッグを作ってもおしゃれです。

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bookmark_borderふわマチのショルダーバッグ

サイズ:縦22cm 横(入れ口)32cm まち6cm

ダブルガーゼならではのふんわりとした雰囲気を生かしたショルダーバッグです。使った布は、obikoの「Birds and roses」。このバッグの特徴は何といっても底マチ。「本来まっすぐに縫うだけのマチをタックをとってから縫うことで、ふわっと優しい印象のマチになったと思います」と作者の杉野未央子さん。ほどよい長さのショルダーひもは、厚手のコートの上からでも無理なく肩にかけられます。

デザイン・製作:杉野未央子


使用した布: obiko JG50510-1 (A)


材料:
□生地(表布・肩ひも):70cm×70cm
   (裏布)50cm×60cm
□接着芯:10cm×15cm
□ボタン:直径2.2cmを1個

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ふわマチのショルダーバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
軽やかな優しい印象を受けました。
どこか懐かしいような花柄とアクセントの小鳥のバランスも愛らしくて全面に大きく使いたいと思いました。
ダブルガーゼならではのふんわりとした優しい雰囲気を活かしたデザインにしました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
今回のバッグの特徴は、なんといっても底マチです。本来、まっすぐに縫うだけのマチをタックをとってから縫うことで、ふわっと優しい印象のマチになったと思います。
このことで、縫い目自体はまっすぐなのに、全体的に丸みのあるデザインになりました。
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KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
わりとシンプルなデザインなので、あまり難しくはないと思います。
もし、フラップのボタンホールに不安がありましたら、フラップ使いにせず、細いロープやリボンなどでボタンを留めるようにしても良いと思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
素材や色柄的に、春夏のお洋服にはもちろん合いますが、秋冬も 明るい色のニットやコートに合わせていただくと可愛いと思います。冬の白も良いですよね。冬場のフワッと厚手のお袖でも、無理なく肩にかけられる 余裕をもったショルダー長さにしてあります。

KF:杉野さん、どうもありがとうございました! ふわマチのショルダーバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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