bookmark_borderIrome(いろめ) 秋と冬

日本の伝統文化も取り入れて

先週に引き続き、Iromeが登場です。今週は、四季のうち、秋と冬をクローズアップ。春夏秋冬、すべての柄を使ったキルトやバッグも紹介します。
kokka-fabric.com/wp-kokka Irome
こちらはキルトのタペストリー。スターモチーフをすべての四季を使って表現しました。

kokka-fabric.com/wp-kokka Irome
オクタゴン(八角形)のモチーフをつないだバッグ。echinoの綿麻キャンバス、紫と青をベースに使い、Iromeの柄を引き立たせました。

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kokka-fabric.com/wp-kokka Irome

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収穫の秋をイメージした柄です。深い色を醸し出す落ち葉や、赤く色づく葉。色のコントラストは、つややかな絵巻や十二単の重ね着のようにも見えます。

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小さなバネポーチ、「ぷちパクポ」

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先週のcraft&sewing で、Iromeシリーズを使ったアクセサリーポーチを作ってくれた、ハンドメイド作家のkomihinataこと杉野未央子さん。彼女のブログをのぞいたら、なんと同じ柄で小さなバネポーチも作っていました! 「ぷちパクポ」なんて可愛らしい名前もついていて・・・。コッカファブリックのサイトでも紹介しますね。ポエムのような愛らしい文章も杉野さんのブログより、そのままお伝えします!

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きょうはぷちパクポ

軽やかなグリーンと赤の組み合わせ
赤ドットにちらりとグリーンが入った布と、グリーンにちらりと赤が入った布

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内側はいろいろな形の赤とグリーンがランダムに散らばった布

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さげるためのDカンを通したリボンはグリーンストライプ

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ポイントは赤に白ドットのボタン

手のひらにすっぽり入ってしまう小さなバネポーチ、「ぷちパクポ」。数種類の布をはぎ合わせてもしっくりくるのは、カラートーンを合わせた小柄のIromeならでは。淡いグリーンのなかのアクセントになっているのが、赤。ボタンをつけて、さらに可愛さがアップしています!

杉野さんのブログ「『komihinata』の手作り*布小物」には、ミニサイズの布小物がいっぱいアップされています。毎日どんどん新しい作品がアップされるので目が離せません。

杉野さんのブログはこちら。 http://blog.goo.ne.jp/komihinata

bookmark_border手のひらサイズ!アクセサリーポーチの作り方

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kokka-fabric.com/wp-kokka komihinata2

手のひらサイズの小さなアクセサリーポーチです。作者は、ハンドメイド作家で人気ブロガーのkomihinataこと、杉野未央子さん。日本の四季を表現したIromeシリーズの配色を生かして、可愛らしく仕上げてくれました!

デザイン・製作:杉野未央子(komihinata)


使用した布:
Irome HFG-101(a)


材料:
□⽣地:
(表布上・ループ)10cm×15cm
(表布下)10cm×10cm
(裏布)10cm×20cm
(ポケット)10cm×10cm
(ひも)5cm×20cm
(ひも飾り布)5cm×5cm
□接着キルト芯:10cm×20cm
□スナップ:直径0.7cm を1組


サイズ:
幅約9cm、⻑さ(広げたとき)約15cm (たたんだとき)約5cm

アクセサリーポーチについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。

KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
細かめな柄のシリーズなので、小物作りにぴったり!シリーズ内のどれとどれを合わせてもしっくりくるのが楽しくて小さいパーツもすべてIromeの布を使いました。
   
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ファスナーを使わなくても、中の物が落ちないようにフラップを重ねたり、本体の留め具も布だけでしっかり留められるように工夫しました。キルト芯を使うことで、アクセサリーを保護できますし、薄手の生地でも形がしっかり整います。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
外のひもは繊細さを出すためにかなり細く作りましたが、縫いにくかったら、少し太めにしたり、リボンで代用するなどしても良いと思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
同じ布で、メイクポーチやシュシュを作るのも素敵だと思います。おそろいのグッズは、お友達の注目を集められるかもしれません♪

KF:杉野さん、どうもありがとうございました!アクセサリーポーチの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

アクセサリーポーチの作り方

1.
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布を裁つ。Iromeの春色、6色をすべて使っています♩

2.
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表布の上下を中表に合わせて縫う。縫い代は割ってアイロンをかける。

3.
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表布の裏面にキルト芯を貼る。

4.
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裏布、ポケット布、ひもは、外表に二つ折りし、アイロンをかけて折り線をつけてから、口側にステッチをかける。
ループは四つ折りにする。

5.
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裏布の下辺にポケット布の下辺を合わせて、4でつけた折り線通りに重ねる。

6.
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重なり部分に縁かがりミシン(ジグザクミシン)をかける。

7.
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裏布(写真左)の裏側に0.5㎝幅で縫い線をひき、上側に半径5㎝のカーブを左右に書く。表布(写真右)にひもとループを仮どめする。

8.
022
表布と裏布を中表に合わせ、口側の返し口を残して縫う。

9.
023
カーブの余分を切り落とし、表に返して返し口をとじる。

10.
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ひも飾り布のまわりを0.5㎝折り、端から0.2〜0.3㎝のところをぐし縫いする。1周縫えたら糸は切らないで残しておく。ひもの先端は小さく固く1回結ぶ。

11.
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ひもの結び目をひも飾り布でくるんでから、引きしぼり、糸が交差するように縫いつける。

12.
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ループと本体にスナップを縫いつけて、できあがり。

裁ち方図と作り方はこちら
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bookmark_borderIrome(いろめ)春と夏

日本の四季を伝統色で表現

コッカファブリックから、パッチワークキルトにもぴったりの小柄が誕生しました!このIromeは、四季があることによって生み出されてきた植物や、変わりゆく自然、それによって産まれる色彩・・・など、日本人が古来から培って来た独特の色彩”色の世界”を布で表現しています。日本の伝統的な模様や60年代や70年代の柄に、新しくデザイン性を加えることによって、新しいけれど、どこか懐かしい香りがする、日本の柄が仕上がりました。

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春夏秋冬、4つの季節の布をすべて使ったパッチワークキルトです。

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つまみ細工のアクセサリー

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4月末に東京で開催されたホビーショーでは、さまざまなハンドメイド作家さんもブースを出展していたのですが、会場でとっても素敵な布アクセサリーに出会いました。それが今回ご紹介する、つゆつきさんの「つまみ細工」です。

「つまみ細工」とは、針と糸を使わず、布を折って形作る伝統工芸。ピンセットで布を摘んで作られることから「つまみ」と言われているそうで、舞子さんのかんざしで使われている技術です。つゆつきさんは、リネンやコットンなどを使用した“普段着にも似合うつまみ細工”をコンセプトに、つまみ細工のネックレス、コサージュ、髪飾りなどを制作しています。
上の写真は、つゆつきさんの代表的な作品、ナチュラルコサージュ。「大人の女性にも使っていただけるように、落ち着いた色の布をよく選びます。こちらもその一つ、落ち着いたピンクのグラデーションを使っています」(つゆつきさん)
つゆつきさんから、作品のお写真をいろいろと送っていただきましたので、順番にご紹介していきますね。

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ピンクのナチュラルコサージュの使用例。ヘアアクセサリー以外にもこんなふうにパールネックレスと一緒に使うと、シンプルなワンピースもとても華やかになりますね。

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ホワイトのナチュラルコサージュ。「ピンクと並ぶ人気のホワイトのナチュラルコサージュです。もちろん入学式にもピッタリ。どんなワンピースでもしっくりなじむ作品です」(つゆつきさん)

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一輪コサージュ。「ヘアクリップと安全ピンの2WAYクリップを使っているので、バッグに、帽子に、ヘアアクセサリーに、いろいろななシーンでお楽しみいただけます」(つゆつきさん)

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花パッチン。幼い女の子用に作ったところ、大人の女性にも大人気。大人色のパッチンも作るようになったそう。

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デイジーネックレス。可憐なデイジーを見て作りました。少女の最初のアクセサリーにもぴったりの可愛さです」(つゆつきさん)

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くす玉の半分の形をした、マスタード色の半くす飾り。「半球型のつまみ細工は高さがあるぶん、とても華やかです。2WAYクリップなのでショートカットの方は耳の後ろにさりげなくつけてお楽しみいただけます」(つゆつきさん)

つゆつきさんのHP「つまみ細工 つゆつき」には、ほかにもさまざまな作品が紹介されています。
http://tsuyutsuki.jimdo.com